重力にさからった乗り物があります。
正確に表現すると、揚力という別のパワーを使って、重力の抑圧を超えた乗り物です。
そう、飛行機です。
飛行機が登場したことで、世界は小さくなりました。
まさに奇跡と言ってもいいはずです。
人生にも同じことが言えます。
そもそも、普通の人が成功者になることは、確率的に言えば、鉄の固まりが空を飛ぶのと同じぐらい難しいことです。
でも、空を飛ぶように変化し成功できる人が少数はいます。
皆、成功者の元をたどるとスタートはほとんど変わりません。
しかし、ある特定少数の人は、差をつけて成功者となる。
そのコツを与沢なりに特定するならば、
それは、初動の重要性です。
飛行機にとって最もエネルギーを必要とするのは、離陸です。
車がエネルギーを最も使うのも、発進時です。
つまり最初が大切なのです。
重い固まりが動き出すとき、最大の抵抗がかかります。
しかし、一度動き出すと、実際は、ほとんど抵抗を受けません。
最初が一番重く辛い。
人生も同じです。
習慣や癖、思考の固定化が、変化に対し抵抗します。
これをはねのけるのがつらい。
通常の人間には、この習慣、癖、思考の凝り固まりを打破するほど強い精神力は備わっていません。
私も同様です。
同じことをひたすら繰り返してしまいます。
しかし、奇跡的な変化を起こしたいのならば、最初の抵抗を打開し、揚力という第2のパワーを手にする必要があります。
そこでお勧めなのは、自分に期待しないことです。
自分の精神は著しくもろいので、さっさと環境を変えることが大切なのです。
自分の意思で環境は選ぶことができます。
そこまでが自分の意思でできることです。
あとは、その選んだ環境が強固であればあるほど、逃げようとする自分を良い意味で制し、変化の揚力を手渡してくれます。
例えば、怠けぐせのある人は、家を飛び出し寮に入る。
勤勉さを知らない人は、刑務所に行く。笑
ダイエットができない人(私)は、例えば、アフリカで暮らす。
英語を話したいのであれば、海外に飛び立つ。
などです。
このような事例はいくつでも浮かびます。人の人生の数だけあるでしょう。
大切なのは、今の環境では、今の現状を打開するのは相当に難しいということです。
飛行機が滑走路に出て滑走路が切れるまでに飛ばねばならないように。失敗すれば、海に一直線であります。
飛行機は滑走路中で飛ばなかったら死なのです。
だから気合いで飛びます。
すると鉄の固まりが揚力で飛ぶ。これ変化であり、重圧を跳ね除けた後の奇跡です。
自ら環境を選び、そこで自分の癖を打破するのです。
それこそが奇跡を最もお手軽に起こすコツです。
私がシンガポールに来たのも自分への甘えをぶっ壊したいからであり、今までの自分の癖や常識をさらに壊すためです。
これからもっと大きな変化をしたい自分としては、またこちらで新たな環境作りを構築中です。
これは日本で暮らすあなた様にとっても当てはまることです。
日本にもたくさんの環境がありますから。
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