シンガポールに戻ってからこちらで予定していたスケジュールが全て無事にこなせて、今日は久しぶりにギリシャショックのことを考えながら、家でぼーっとしてました。
こちらに来て半年。実生活の面はもう完全に慣れたと言えます。
買い物も食事も遊びもまったくストレスを感じず日本にいた時同様の感じです。
ですから、これからは生活の慣れだけじゃなくて、仕事面を日本並みに慣れていきたいなと思っています。
YOUTUBEに転がっている自分の過去のテレビ出演動画などを見ていて、
当時見ていた景色や思考プロセスを思い出したりしていました。
去年までは相当精神的に消耗していたなーと思います。
個人的には、わけわかんなく突っ走っていたその時期はもう終わり、
これから本当の仕事に戻り、そして新しい人生のプロセスが始まっていくのだと考えています。なんかやっと人間に戻ったような。
日本を離れてこっちに来て一番強く思ったことは、
こんなに世界って広いんだなということです。
以前は、日本に住むなら東京の港区かその周辺という選択肢しかなくて、なんかもう今後を考える上で、だいたいの未来が想定の範囲であって、
住むという選択でも港区かその辺りを超える場所なんてないと思い込んでいました。
いつも、退屈だなー、なんかないかなーとか思っていたりして、
調子がよかったときでも、どことなくつまんない、あんまり頑張れない、
そんな感じでした。
でも、シンガポールに来て、そんな閉塞感のある人生に自然と夢がたくさんできました。
マレーシアにも住みたくなったし、ドバイにも住みたくなった。
もちろん今後の中心はシンガポールに置くと決めていますが、
港区近辺に5つも家を借りていたのはなんだったのかと当時を振り返り思います。
ドバイ、マレーシア、シンガポール、モナコ、オーストラリアにでも5つ家を借りてた方が単体の家賃は東京よりも安かっただろうし、移動経費合わせても同額ぐらいかな。
そっちの方が面白かっただろうなーと。
今なんで面白いのかな?幸せを感じるのかな?と考えたときに、
単純に英語で試験受けたり、それがきっかけで英語が楽しくなったり、
外国証券の英語だらけのページ見て勉強したり、売買できた時に感動したり、
外国のテレビ見て笑ったり、ひとたび車を運転すれば、新しい道路標識を見て
楽しんだり。
なんか、全部が新鮮なんです。
人間にとって全てが全く同じマンネリの状態って、本当に衰退を招くと思うんです。
思考が停止する、興味を失う、あんまり面白いと感じない。
これらは人生的に非常にもったいない。
もちろん日本にも自分次第で発見は日々あります。
でも、日本はその新たな発見がしづらい場所です。
なぜなら、日本は、思考や生活が同質的で、身内や自国民以外に対して想像以上に閉鎖的で、かつ画一的な価値観を共有しようとする無形の圧力がすごいので。
もちろん、だからこそ、そんな日本で新しい何かを発見できた人は起業家とかになって、日本の変化に貢献するんでしょうけど。
日本の辛い波に飲まれると、新しい発見ができないんだと思います。
私の場合も良かったときであれば、それなりの投資ができる資金があったわけですが、あんまり投資しようと思う発見すらも自分にはできませんでした。
だから無駄金、死に金をたくさん使ってしまった。
個人的な楽しみとしては、日本で一番高いマンションには住んでいて、欲しいものはだいたい買ったし、だからあとは、仲良い友達と西麻布、銀座、六本木で飲む、これぐらいしか楽しいことが見つかりませんでした。
だから、バラエティー番組に出ることぐらいが私にとっては当時、唯一の刺激だったのかもしれないほどです。
人は、根源的で素朴なことに刺激や感動を感じるもんですね。
英語が通じた、聞き取れた、新しいことを覚えた、知った
違う風景を見れた、そにある何かを感じることができた
今は、これらがあるから、人生って楽しいなーって思うんだと思います。
先日はマレーシアの友人もできて、今度ローカルのワニの肉を食べにいきます(^J^)
もちろん相手は英語しかしゃべりません。LINEも英語でやってます。友人間の英語は文法もくだけていて。
だから、よくわかんなくて、ちょっと緊張するんだけど、その日のために単語帖読んだりしてます。
そんなちっちゃなことですが、私にとってはそれが今が最高に楽しいと感じる理由だと思います。
車買うのも、免許とるのも、教習所行くのも、お店を探すのも電話でそこに予約をするのも、家のコンシェルジュに挨拶するのも、日本で全部同じことやってきたはずなのに、なぜか全部に心が躍る。
笑顔になっちゃう。黒い人、白い人、太った人、痩せた人
こんな世界は広かったんだなと、住みたいところも山ほどあるし、
シンガポールの中でもセントーサにも住んでみたいし。
明日にもマレーシアに行きたくなる。
そして、シンガポールを中心としたアジア全域に友達がほしいし、
友達も日本人しかありえないと思っていたけど、全然違った。
住む場所も人も全部ありだ。
そして、こっちに来て次に感じたのは、嫉妬がないこと。
私は日本で精神的に病的になるほど叩かれていました。
だから、実際、いつもなんとなくですが、すごく疲れているし病んでる。
もちろん自分で招いたことですが、評価なんてない、噂だけで全部悪とされてしまう。
でも、こちらでそういう人の目を気にすることはなくて、
のびのびです。
フェラーリぶっかましていても、みんな笑顔で写真とってくれるぐらいです 笑
シンガポリアンの方と外国人富裕層には格差もあるのに、みんな仲良しです。もちろん私が住んで間もないから色々なことに気づいてないのかもってことはありますが。
今のところ、日本ではちょっと考えられない光景を感じていますね。
富裕層とサラリーマンが親友だったりもします。
すごくいい(^^♪
今はなんか小学生みたいな感じです。全部新しい。
でも、私はこれを求めていたんだなって思うんです。
そして世界は広いから死ぬまで全部見切れるか、そっちの方が心配になってきました。想定を超えました。
外をふらふら歩くだけで楽しいのです 笑