思うこと

【常に余力を残して戦う】

【常に余力を残して戦う】

全力でやります!

全て賭けます!

という言葉を聞きますが、これは間違っていると思います。

人生や勝負事というのは、常に余力を残して戦わねばなりません。

いわば常に余裕がなければいけないのです。

例えば、体力、時間、資金、労力、全てに余裕を残して戦う人間が一番強いです。

その理由ですが、いくつかあります。

まず一つ目、人生は何が起きるかわからないという点です。突然収入が止まる事態が訪れることもありえます。

例えば、健康上の問題や業界に大きな規制がかかるなど、十分ありえることです。

ですから資金も奥の手も時間も、常に余裕を残しておく必要があります。

そうすれば、緊急事態でも不死鳥のように蘇ることができます。

そして、二つ目、時間的にも体力的にも金銭的にも余裕がなくなると、人間は大切なことを忘れ短期的な目先が良かれの行動に出る点です。

大切なこととは、初志です。最初に決めた目標のこと。初志貫徹という言葉がありますが、この最初に打ち立てた志を最後まで全うするのは実は大変難しいことです。

なぜなら、ある程度進むと色々な誘惑が訪れるからです。

楽をする道を見つけてしまうこともあります。

その中で全ての誘惑を乗り越えて最初に打ち立てた目標を抱き続けるのは実は難しいのです。

かくいう私も、会社を上場させるという目標をいつしか忘れお金をふんだんに使える中小企業経営者に甘んじている現状があります。

22歳の私が今の私を見たらきっと嘆くと思います。

それぐらい大人になるにつれ誘惑は大きく、一度ついた快楽を断ち切るのは難しいことでもあります。

だから初志貫徹できる人間はとてつもなく強く偉大な人間だと思っています。

そして余裕がなくなり苦しくなると人間は快楽に逃げるたり、おかしな行動に出たりします。

辛いことから逃げたくなる本能が、時間のかかる崇高な理想ではなく、今日、明日をどうするか、という短期の視点へと仕向けてしまうのです。

初志貫徹をするときこそ、時間にも資金にも体力にもゆとりを持たせながら長期でじっくり取り組むことが必要です。

私が逃避したのもある意味急成長を常に仕掛け、精神的にも金銭的にも自分を追い込みすぎたからだと考えています。

ゆとり=初志貫徹の土台です。

3つ目、保険(余裕)がないとリスクを気にしすぎ行動が委縮する、という点が挙げられます。

例えば、車を運転するときに、無保険の車両を運転するとしたらどうでしょう。

おそらく多くの人が事故を起こすまいと気が気でなくなるはずです。

意識しすぎることで当たり前のことができなくなり、ゆとりがないときこそ逆に注意散漫となり事故を起こしやすくなります。

保険とは、余裕です。余裕がないというのは、無保険の車を運転することと同じです。

人生における保険とは、万一AがダメになったらBをする、Bをするための資金、技術等の条件は今から準備しておく。

そうすることで、心は平静を保ち、パフォーマンスは最高潮となります。不要な心配もなくなります。

お金に余裕がない人がパチンコやカジノをすると必ずといっていいほど負けます。

焦っておかしな賭け方をするためです。

私は常にこれがダメになったらこれをする、という形で保険を6つ掛けています。

だから、常にリスクをとれます。国税の窮地のときも実は保険があったので本人としてはさほど焦っていませんでした。

常にゆとりを持って戦う、心に刻んで下さい。

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