【確率の高い方へ掛け続ける】
昨日の話の続きです。この世の中結局常に2分の1だってお話をしました。
ビジネスも、結婚も、博打も、株も、結局、成功するか、失敗するか、常に半々の確率です。
始める当初はうまくいくと確信して始めたビジネスも結婚生活もやがて失敗に終わったなんてことはざらにある話です。
だから、うまくいくかいかないかはどんなことでも、本来、常に2分の1だということです。
絶対大丈夫と思っていたことに、逆の結果は常にありえます。
だから、疑いながら仕掛けることの大切さをお伝えしました。
ただ、本来そのような2分の1のゲームを2分の1じゃなくする方法があります。
それは、全体で3分の2、4分の3、5分の4にしていくことなんです。
つまり、一回の確率では常に2分の1でも、10回やることで勝率を7割とか8割に高めていくことができます。
数を多くうち、一つ一つをできるだけ可能性が高い方に掛け続けることで偏りが生じます。
うまくいく方に偏った分が成功の残高になります。
例えば、2分の1のゲームで勝ちました。そのあとも2分の1のゲームで勝つ。
すると、2回中2回勝っていますから、勝率は100%です。
4回中3回勝てば勝率は75%です。
本来常に50%の勝率が、75%ですから、75ー50で25%がうまい方に偏りました。
つまりお金は25%増えています。これが成功の残高です。
100%であれば50%に対して50%偏っていますから、残高は倍になっています。
この50%を超えた部分が成功と呼ばれる部分です。
その方法は、一回一回の掛けにおいて、可能性の高い方に掛け続けるということです。
常に2分の1ではあるんですが、内在的に可能性の高い方というのが存在しています。
それを判断するために、情報と知識を使います。
例えば、結婚というテーマを考えてみます。
浮気をする男性には特徴というものがあるといいます。
その特徴を情報として知っていれば、自分が目の前の相手と結婚していいか、どうか、判断できます。
って浮気してた自分が言えるセリフでもないんですが 笑
また、うまくいき会社の経営者には共通項があるとも言われています。
その共通項を事前に知識として知っていれば、投資判断ができます。
また、事業投資(短期ではなく長期のもの)では分野ではなく経営者で選ぶべきということも広く知られた事実です。
これを知っていれば、分野に投資するという誤りは避けられます。
つまり、知識(経験)や情報があれば、可能性の高い2分の1にかけられるんです。
それが2分の1であるはずのゲームに偏りを作ります。
その偏りが成功です。
したがって何のために勉強をするのか?というと、それは常に可能性の高い2分の1を選び続けることができるようになるためなんです。
もちろん知識、情報があっても失敗はあります。可能性の高い方を選んでも失敗もありうる。それは前回お伝えした通りです。
それでも可能性の高い方はやっぱり可能性が高いんです。
10回、100回、1000回と勝負したとき、成功の方に偏り始めるわけです。
もちろん10回、100回も結婚はできませんから、その事前の恋愛が大切になります。
ビジネスでは、たくさんの挑戦が可能です。
ならば成功に偏らせることは簡単です。