シンガポールに来て思うこと。私は10代の頃、高校辞めて、好き放題生きたからこそ、今少しだけ普通と変わった人生が歩めていると確信してる。
でもよく考えてみれば、10代の頃、もっともっと周りに知的好奇心をそそる人達や圧倒的なカリスマがいたら、今はさらに与沢翼は変わったことが成し遂げられてたと思う。
スティーブジョブズが、10代の頃、書籍や友人の影響で東洋思想の禅に刺激を受けたり、父親から車の修理を通じてエレクトロニクスを学んだように。禅が教えたのは、無駄なものを省き機能美を追求するというもの、そこにエレクトロニクスが加わりアップルが生まれた。
シリコンバレーという環境も影響している。人は、周囲にカリスマがいるか、知的好奇心を360度から刺激してくれる友人がいるか、自らの環境に成長できる制度や仕組みがあるかの3つで、偉人になるか、そうでないかが決まるように思う。
だから、子供には、良き環境で知的刺激を与えながら、カリスマやヒーローを魅せて育てていかないといけないと思う。
こういう条件で育てられてない人がほとんどで、だからこそ、我々普通の人は今すぐ、環境を変え、学びを始め、心の中にヒーローをみつけなければならない。私達にとって常日頃今日が一番若い。
今までのことを憂いてもしょうがないが、偉業を成し遂げるためには、絶対に新環境が必要。
今日から変えていけば10年後には成功できる。人生は短いから、スティーブジョブズのように10代の頃から3つの要因を手にできれば、何兆という企業も作れたりするわけだ。
ただ、遅すぎることはない。やらなければ、数千億、数百億も達成できない。だから環境を変えて、長生きして、死ぬまで、成長しつづけなければならない。
そう思うと、情報業界は私を含めた多くの普通の人の人生に刺激を与え変革を開始するという意味では、スタートとしては悪くないのではないだろうか。