思うこと

経営者の素質

 

経営者の素質として、感情に流されない冷静さ、というのは、大きな企業を作ろうとすればするほど、重要だと最近感じています。

以前サイバーエージェントの藤田社長の本で、

経営者は、きれたら終わりだ

という一節を読んだのを覚えています。

長く継続的に大きく成長させていくためには、

喜怒哀楽の人間の感情というものをコントロールできなければいけないのだと思います。

この点については、そんなの人間らしくないと思う方もいることだと思います。

しかし、企業のトップは、それぞれの感情を持つたくさんの人の上に立つ人間であり、数々の修羅場や難題を乗り越えなければいけない立場にあります。

そのトップが、いちいち目の前の小さな出来事に感情的になっていたら、その意思決定や発言はぶれまくりになるわけです。

えてして感情というのは、突発的でその瞬間に発生するものです。後で平静に戻ってみれば、なんであんなことを言ったのだろうか、なぜあんな決断をしたのだろうか、と思うことも多いわけです。

ですから、冷静になってもなお、許せないことや冷静になってもまだ、おかしいと思うことについては、断固意思決定をすべきですが、感情のままに意思決定をしてしまうと非常に損をしてしまいますね。

場合によっては、これまで作ってきたものを全てゼロに戻すことにもなってしまいます。

長い人生、どんな失敗をしてもやり直せるわけですが、何度もそんなことを繰り返していたら、そもそも時間のかかる大きな企業は、生きている間に作れないわけです。

私もこの感情による意思決定で、相当損をしてきたことがあります。

ですから、今後は、怒る、悲しむ、喜ぶ、楽しむというすべての一時的な感情の元での意思決定については、より一層注意したいと思います。

たとえば、怒っているときの意思決定はろくなものではありません。

悲しんでいるときの意思決定もおかしなものになります。

喜んだり、楽しんだり、有頂天になっているときの意思決定こそ、大きな過ちにつながる場合が多いです。

これから私は、どんなことがあっても感情い任せた判断を致しません。一呼吸おいて、冷静に考えてから行動を開始しましょう。

企業トップの方だけではなく、全ての人に有益な考え方であろうと思っていますので、皆様も参考にしてみて下さい。

冷静であればこそ、どんな窮地も必ず乗り越えられます。

与沢 翼

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