「与沢翼、魂の声」
24時を持って、本日の業務や打ち合わせが全て終了しました。
中でも、
事業部
広報部
管理部
アーティストリー(子会社)新体制
とのグループ内ミーティングは非常に重要で濃い会議となりました。
昨日の深夜、投稿致しましたが、会議をしてもその直後から実行に移されない組織であれば、会議を何度やっても何の意味がありません。時間の無駄です。
会議において重要なことは、会議中に意思決定が行われることと、直後にその決定が実行に移されることです。
情報不足などにより、その場ではなかなか決定がしづらいことであったとしても暫定の意思決定をして、その決定を直後に実施し始めなければなりません。例えば、情報が不足しているのであれば、情報を集めるという意思決定を行い、会議終了直後から、情報を集め始めなければならないわけです。
決定事項というのは、私が思うに、人がその日、就寝するまでに着手され始めなければ、賞味期限が切れると考えています。
よく考えてみて下さい。
素晴らしい方のお話を聞いて、やる気が上がったとしても、
人生を変える一冊の本に出会え、決意を固めたとしても、
人は寝てしまうことによって、その次の日、起きたときには、その高揚感や興奮、決意を半分以上忘れてしまいます。
それを証明するデータがあります。
心理学者のエビングハウスの忘却曲線です。
彼の実験データによれば、人は、
20分後には42%を忘却し、58%を保持していた。
1時間後には56%を忘却し、44%を保持していた。
1日後には74%を忘却し、26%を保持していた。
と言います。
恐ろしいことに、人間は翌日には、74%ものことを忘れてしまうのです。
しかし、このデータは、よく考えると妥当だとは思えませんか?
昨日の記憶といえば、一番楽しかったこととか、一番嫌だったことくらいしかすぐには思い出せないものですよね。
ですから、私は約束事や会議、商談で決まったことは、寝るまでに実行し始めなければ、意味がないと思っています。
それくらい、即着手というのは重要です。でなければ、人生が無駄になるのです。
また、何度も言いますが、話し合い(商談、会議)をするのであれば、
検討します
少し様子を見てみます
というスタンスは褒められるものではありません。
この言葉を聞いたら断られたとまずは思うべきですし、自分が言うのであれば、断るマインド・覚悟で言うべきです。
こちらが検討するにしても、様子を見るにしても、何をどうやって検討するのか、どのように様子を見るのか、そこを意思決定し、検討するのも、様子を見るのも、すぐに始めなければなりません。
これから、我々グループは、劇的な変化を行います。
期限は2週間です。
意思決定したことがあるのならば、最短で、実行しなければなりません。
会議で話したことは今日実行しなければなりませんので、アーティストリーと広報と私は、今も会社で、その決まったことに着手しています。
時間が何時であろうとも、本当に輝きたい、成長したい、変化したいのであれば、絶対に着手を始めなければならないのです。
いかに忘却曲線があろうとも、意識が高まり、意思決定をした直後に、動き始めれば、忘却を食い止め、本当の意味で、自分に落とし込むことができます。
いわば、行動するというのは、体に覚えさせ始めたということですので、頭が忘れても、行動が覚えています。
また、英語の勉強などでもよく言われることですが、単語は読むだけでは覚えず、書いたり、声に出したり、聞いたり、と五感を使うことで記憶は定着すると言われます。
決定事項を行動に移して体で覚える、というのと非常に似ています。体を使うことで、頭も記憶を定着させるのです。
ですから、「話すなら決める。決めたのなら寝るまでに動く。」これだけは必ず癖付けして下さい。
人生が変わります。
重要な成功法則の一つです。