思うこと

仕事を無理やりやらせていく時代は終わった

 

社員に「やれ」と指示を出して、仕事を無理やりやらせていく時代は終わった。

経営トップは、社員が黙っていても、自ら仕事が楽しくて、やらずにはいられないというほどの環境を用意することに命をかけなければならない。

仮に、それだけの環境を用意したとしても、自分からは本気で動かない、自らは物事を考えようとしないという社員がいるのであれば、その社員は、そもそも、その会社にとって不要の社員であるということがわかる。

逆に、やりたくなるような環境を用意して、あとは放っておいても会社のビジョンや方針、戦略に従い、自ら仕事に対し修羅のごとく楽しみながら進める社員が現れれば、それは金銭面においても精神面やポジションにおいても高く厚く評価してあげなければならないし、結果、将来は管理職になり、幹部になり、グループの社長になって、成功を分かち合う存在になるのである。

問題は、トップの器と社員の自発性である。

トップが腐っていても企業は確実に終わるし、一方、社員が腐っていても企業は確実に凋落していく。

だから、経営トップは、まずは、自分が身を清めて、できうる愛情とできうる環境作りに心血を注ぎその上で寛大な心で導きつつも、真に覚醒する本物の社員を大きな器で待ち構えていないといけない。

逆に、トップが誰よりも働き、どこよりも働きやすい環境を用意したとしても、その愛を逆手に利用し、甘えてしまうような社員は、厳しい言い方ではあるが、不要なのである。

トップがまずはリスクをとり、社員がそのリスクに呼応するのか、トップと社員との誠意のぶつけ合いだ。その先には、考えられないような、企業の成長があるであろう。

これからの時代、歯車のように社員を考える会社は伸びないし、一方で、無能な社員を多く抱える会社も伸びないのである。

本物のトップと本物の社員とのぶつかりあい、これが21世紀に求められる「質実剛健な強き組織」の姿である。

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