サイゾウーマンに掲載されましたので、取材記事を載せときます。結構、面白いと思います♪
2013年、彗星のごとく我々の目前に現れ、その想像を絶する“セレブぶり”で世間の度肝を抜いた、「秒速で1億稼ぐ男」ことFree Agent Style Holdings会長・与沢翼氏。
「ロールスロイス、フェラーリ、ベントレーといったウン千万円の高級外車を即金で購入」「本の宣伝のため、関東のJR広告を3,800万円でジャック」「『普通に100万円とか無くしたりしますからね』などの名言連発」など、数々の伝説を残す与沢氏に、サイゾーウーマンはどうしても聞いてみたいことがあった――!
最近、女たちの大論争を呼んでいる「女子カースト問題」。
彼氏がいない女より、彼氏がいる女の方が格上?
パートの主婦より、独身で仕事に励む女の方が格下?
など、女同士の「どちらが上か下か」の格付け闘争を、カーストの頂点にいるように思われる与沢氏はどう見るのか。
女子カーストに悩む女たちへの金言をいただいてきました!
――「2013年、最も世間を騒がせた男」といっても過言ではない与沢さんにお会いできるなんて、夢にも思っていませんでした!
せっかくなので、昨年の「俺のセレブすぎるエピソード」をお聞きしたいのですが……。
与沢翼氏(以下、与沢) そうですねぇ……例えば旅行で言えば、お金は全部自分持ちで10人くらいの女の子や友達、あとメディア関係者や社員を引き連れて、ベトナムのダナンへ1週間ほど行ってきました。
飛行機は行き帰りファーストクラス、泊まったホテルは1泊120万円のインターコンチネンタルホテルです。
海に面する山腹のヴィラに宿泊するんですが、プライベートプールがついているのは当たり前として、部屋専用のプライベートビーチもついていましたね。
室内も宮殿みたいで。食事をする場所がまた離れになっていて、海を渡っていったり。
そこが階段を降りるとベッドルームとかシアタールームもあって、海を見ながら映画を見ることができるんです。
全部で数千万円くらいかかったかな。
――初っ端から想像できないようなセレブエピソードですね……!
与沢 あとは、羽田からプライベートジェットで南紀白浜に行きましたね。そこからさらに3億円のクルーザーで無人島に行きました。
近藤真彦さんとかも、よく遊んでいる島みたいなんですけど。
そこで、世界最新鋭のおもちゃで遊びましたね。
これがいわゆるジェットスキーのようなものなんですけど、下から水を噴射して空を飛ぶんです(笑)。
6~7mくらいは宙を浮きましたね。
でも、そういうのは結構日常茶飯事的にやってたんで。あとは昨年の消費で最も大きかったものでいうと、住宅ですね。
僕、契約期間中の家賃は2年分とか一括で払うので、広尾に借りた家賃月320万円の家は、初期費用含め契約時に1億円くらい払ったかな。
戸数自体10部屋しかないマンションなんですけど、2階建てになっていて、リビングが80畳、天井高は10mあります。
メイドルームもついていて、メイドが掃除をしてくれたり、食事を作ってくれたりしています。
――ほかに、「○○を買った」というエピソードはありますか?
与沢 何かを買うというより、昨年は、面白いことにお金を使いました。関東JRの広告ジャックで3,800万円とか、『ガールズアワードKANSAI COLLECTION』に15分出演して総計3,000万とか。“経験を買う”という1年でしたね。
気になっている女の子を喜ばせるために遊び方を変えたりとか……そういえば、西麻布にお店も買ったんだ。
会員制で1日1組しか取らない焼肉料亭なんですけど、檜風呂やカラオケ、別室には大きい足湯もついていて。
5000万くらいだったかな。
まずそこに女の子を連れて行って食事をして、食後足湯の部屋でカラオケをしたりとか。自分でもよく使ってます。
――ありがとうございました!! では、本題の「女子カースト問題」についてお聞きします。女同士がさまざまな評価軸で格付けしあう様子を見たという経験はありますか?
与沢 ありますよ。
例えば、僕が女の子たちと飲むじゃないですか。
そうすると、僕を……いや、「与沢翼の金をゲットするのは誰か?」「誰が一番気に入られているのか?」で、喧嘩が勃発するんです。一度それで、シャンパングラスが飛んだことも(笑)。
――え!? その現場で喧嘩になっちゃったんですか?
与沢 その時の事例は、まず、芸能事務所に所属している女友達と「男女3対3で飲もうか」という話になったんです。
でも当日、その子たちと飲んでいて盛り上がらなかったので、その場に、僕が気に入っている別の女の子を呼んだんです。そうしたら、最初に僕と飲む約束をした女の子が怒って、微妙な雰囲気になってしまって……。
さらに、あとから呼んだ僕のお気に入りの子が、また別の銀座の女を呼んだんですが、その女が超ヤバかった。
いきなり「与沢さんにお店に来てもらう」とか言いだして、それに対して僕のお気に入りの子も、「これから私たち付き合うことになってるから。
でも、そういうことをするんだったら、与沢くんも私のことを切ってほしい。携帯番号も消してほしい」って、女2人でバチバチになっちゃったんですよ。
しまいには、銀座の女が「与沢くんと付き合うんだったら、私を通して。私にもお金を落としてもらわないと困る」なんてわけのわかんないこと言いだしてましたね(笑)。
それでそうこうしてるうちに、シャンパングラスが飛んだんですよ(笑)。
――私は与沢さんを「カーストの頂点の男」だと思っていたんですが、むしろカーストを……
与沢 作ってしまう男なんです。
でも、それを意識していなかった。
お気に入りの子と銀座の女は、4年来の仲だったみたいなんですが、もう連絡も取り合っていないようで、これは本当にまずいと思いました。
僕自身反省して、「異なるグループを一カ所に集合させない」「グループで飲む時は、誰が誰を好きなのかを明示する」という掟を作りました。これでここ最近は、平和が続いてるんですよ。
――男をめぐる女子カーストは、男側の振る舞いが解決の糸口ということでしょうか。
与沢 それもあるでしょうね。
僕に可愛がられれば、うまい店や海外に連れてってくれるし、うまくいけば家もくれそうだって女の子は思ってるわけですよ。
資本が絡むと、女同士の争いは本当にすごいことになりますよ。
――一方で、シャンパングラスを投げられない女もいます。女の格付け争いにストレスを感じながら、発散できずに心の中に溜めこんでしまう人については、どう思いますか。
与沢 「発散する」っていうことは、ある意味「あなたとの関係を、もっとよくしたい」「まだ一緒にいたい」というメッセージだと思うんです。
そうできないのであれば、離れた方がいい。
価値観が根本的に異なっている人との付き合いなんて、エネルギーも消耗するし、時間も無駄じゃないですか。
価値観って、人によってまったく違うものだし、例えば彼氏がいる・いないでも、彼氏がいないことをステイタスに感じる子もいる。
「フリーで、いろんな男に愛される方がいい」って。僕は本来、価値観がまったく異なる人とは長い時間一緒にいるべきではないと思います。
――ママ友や夫が同じ会社の奥様同士という関係だと、「付き合わないという選択はできない」という人もいます。
与沢 そういった関係性の場合、当人同士ではなく、旦那さんや子どものステイタス勝負になってしまうこともありますよね。
未成熟な人間だと、そういうことで争ったりして、惨めな思いをすることもあると思います。
でも、嫁同士がバチバチして、旦那さんに「あんたもっと働きなさいよ!」とか言ったり、子どもに八つ当たりをしたら、この旦那さんと子どもは、卑屈に育ちますよ。
だったら、家庭の中で幸せを見つけた方がいいし、人とステイタスを比べないようになったら、そういう「比べない」という同じ価値観を持つ人が周囲に集まってくるはず。
お互いの旦那や子どものよさを認めてくれる人たちが。
だから、ステイタス争いみたいな戦には「参戦しない」っていうのが一番なんですよ。
――まず自分が「比べない」と思うことが、女子カースト脱却の第一歩ということですね。では、最後に、与沢さんの14年の野望を教えてください。
与沢 何かわけのわからないことをやって、注目を集めたいなと思います。相当のことをやらなければいけないんですけど。
1つ考えているのは、ダイエットですね。事業戦略にかかわるので、あまり詳しくは言えないんですが。あと、これは絶対やりませんけど、「AVに出ろ」って言われることがあって(笑)。
僕って、女と遊んでるイメージが強いので、先輩経営者に「AVに出たら絶対にニュースになって話題になる」と。
昨年、書類送検されただけでもあんなにニュースになったので、確かになりそうですけど。でもまぁ、やりませんね(笑)。
――あの与沢さんだけに、少なからず期待してしまいますが(笑)。14年も、ぜひあっと言わせることをしでかしてください!
与沢翼(よざわ・つばさ)
1982年、埼玉県出身。Free Agent Style Holdings会長。著書に、『秒速で1億円稼ぐ条件』(フォレスト出版)『秒速で10億円稼ぐありえない成功のカラクリ』(ソフトバンククリエイティブ)などがある。2013年に、『ネオヒルズ・ジャパン』(双葉社)を創刊。
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