思うこと

今こそ本気で考えた方が良い話

今日から少し具体的な話を書いていきたいと思います。

私は年末に世界の貧困、日本の貧困について調べていました。

元々私が貧困に興味を持ったのは21世紀の資本という書籍を読んでからです。

return on capital を意味する r とeconomic growth rateを意味する g との関係性を実証した書籍です。

簡単に言えば、 r > g の不等式が過去200年のデータにおいて常に成立していることをトマピケティという人が15年かけて証明したものです。

資本から得られる収入は、労働から得られる収入よりも常に大きいというものです。

資産家は労働階級よりも早い速度で富を蓄積し、これをもって格差社会が成立しているということですね。

今世界の金持ち上位から62人の資産と下半分36億人の資産がイコールであるそうです。

日本は最低限度の生活をも営むことができない絶対的貧困層こそ少ないものの、年間の可処分所得が所得中央値の半分を下回っている相対的貧困層が年々増加している状態です。

ちなみに、1世帯当たりの所得の平均は、541万9000円、平均ではなく中央値で言うと427万円です。

また、これらは世帯ですから、簡単に言えば家族であれば、主には奥さんと旦那さんの所得の合計です。

その平均が541万円であり、中央値は427万円だということですから、一人当たりにするともっと低くなります。

そして、年間所得の中央値427万円の半分である213万5千円を下回る世帯は、相対的貧困層と呼ばれるわけです。

最低限度の生活は営むことができるものの、極めて厳しい経済状態となります。

では、その相対的貧困率は、全体に占める割合でどれぐらいかというと、最新データでは16.1%です。

この数字は、2003年の14.9%から増加してきています。

つまり現時点でも、既に6世帯に1世帯が相対的貧困であり、これをもって6人に1人の子供が給食以外満足に食べることができないというデータがあり、日本の子供の貧困は先進国41か国中でワースト8位となっています。

ところで、資本主義を正当化するための理論として、トリクルダウンというものがあります。

富裕層や儲かる企業がさらに裕福になることで、経済活動が活発化し、低所得者層にも富が再分配されていくとする理論ですが、

実際には、このトリクルダウン理論が日本はおろか世界中で機能していません。

日本企業は、アベノミクスによって莫大な収益を短期間に上げましたが、その大部分が内部留保になって、賃金上昇に結び付かなかったからです。

日本には、アメリカの4倍、ドイツの10倍もの派遣企業が、その数、なんと8万社も存在しているそうです。

正規雇用者数およそ3200万人に対し、非正規雇用者数はおよそ2000万人です。

この非正規雇用というのが貧困の温床にもなっていると言えます。

そして、正規雇用者数は減少傾向、非正規雇用者数は圧倒的な増加の一途です。

2015年6月分の月収で見ると、正社員の平均賃金が32万1100円、非正規社員のそれが20万5100円です。

つまり非正規となっているだけで、同じ仕事をしていても収入は実に4割減になってしまっているわけです。

安倍政権発足時の2012年当時の企業の内部留保はおよそ300兆円程度。2016年6月では416兆円に膨れ上がっています。

つまり、現代というのは、企業やその株を持つ創業家、そして投資家のところにだけ富が集まり、一方で労働階級は日増しに貧しくなっているという事実があるのです。

また、年収が高い家庭で生まれるほどに、学力が高いというデータまであります。

世帯年収200万円で数学Bの正答率が30%の時、それが1500万円の世帯で55%あるというのです。

これは、世帯収入によって受けられる教育が変わるからだそうです。

これらを総括して考え、私は以下のような結論を導き出しました。

いつの時代にも富の格差はあったのだと思う。

だから、今になって特段格差を論じても、既に意味はない。

しかし、確かに言えることは、格差が広がる速度とその範囲が早く大きくなっているということ。

富めるものは益々富み、苦しいものは益々苦しくなる。

私自身は、自分が生きていく上でこれらのデータに脅威を感じ、危機感を持ちます。

しかし、私がここでこの記事を公開したところで、相対的貧困に喘いでいる人たちに届くはずもなく、また、この話に興味を持つこともないと思います。

厳しいという問題意識はあれど、皆どうしたら良いのかわからないというのが実態でしょう。

相対的貧困となってしまっている方々が考えるであろうことは、時給単価が高い条件を示す派遣元や条件の良い企業で正社員として雇用されることしかないはずです。

しかし、それらは、そもそも対症療法であって、抜本的に貧困を解決する手段ではありません。

私も長く独立してやってきて確信していますが、企業から一般的な所得を得ることでは貧困は解決しないのです。

なぜなら、企業は今後も内部留保を高めていくであろうし、そもそもr > gが証明しているように、労働収益よりも常に資本収益の方が上回るからです。

一方、株主への配当は、利益が増えれば順調に増加していきます。

企業から所得を得るというフレームワーク自体が既に貧困に直結していると言っても差し支えないかもしれないわけです。

自分の人生の大半の時間を企業に安売りし、それ以外の余力が残せないからです。

私はそう信じて疑わず、起業独立してやってきましたが、結果、思うのは、

独立起業しても待っているのは、リスクということです。

世の中では成功した事例のみが紹介されるのが一般的ですが、

その裏にはその何十倍、何百倍もの失敗事例が死屍累々と積み重ねられています。

思うに中途半端な気持ちで独立しても待っているのは、相対的貧困どころかマイナスの世界です。

マイナスになると基本的には絶対的貧困に近い状態になります。

私は起業してから12年間で2度失敗しましたので、マイナスの世界が、どういう風になっているかはよく知っています。

そう思うと企業に勤めるも地獄、独立して成功するのもまた地獄なんです。

本当に大きな持続可能な成功というのは、針の穴を通るほど難しいということです。

そんな中振り返ると起業して12年以上が経ちましたが、数年程度ではなんともならないという現実を私は深く理解しています。

独立して10年という単位で生き抜いてやっと本物の知恵がつき、針の穴を通るような所業に目途も立ってくるということです。

一方確かに世界には非常に短期間に莫大な収益を得て、その後も上手くそのお金を無駄遣いせず、突き抜ける者たちがいます。

彼らの共通項は時代の流れに、偶然にせよ、意図的にせよ乗って、その後正しい変化を果たせた、ということです。

これからの時代、全体の成長だけでなく、業種や職種などセグメントされた職種毎の格差も生まれるはずです。

この経済行動は効率的であり、一方この経済行動は非効率である、という事態が既に誕生しています。

ですから、どの職種が求められているのか、ということを本質から考えていかねばなりません。

最後に私からの提言です。

多くの人は自分を抑制しすぎていると思います。

なんとなく自制しておこうというムードが永遠不滅に漂っている感じがしますが、私を見て下さい。

どれだけ人に嫌われようと、どれだけ批判を受けようとも、躊躇せず思ったことを発言し、好き勝手にやってきました。

結果、より多くのものを得たのは私だ、という率直な気持ちがあります。

ですから、抑制はもったいないということです。

自粛、同調を打破して、思いっきりやっていかないと、死ぬのは、自分です。

例えば、あなたのことを思ってと言って先輩や友人たちが、アドバイスと称して、要らぬことを言ってくることがあります。

でも、よく考えて下さい。

その人は、真にあなたのことを考えてなどいません。

その人の立場から見てなんとなく目障りだったり、その根底にあるのは嫉妬だったり、その人が周囲を抑えて常に自分より下に置いておきたいがための自己中心的な考え方でしかないのです。

あなたのことを真剣に考えてくれるのは、「財布が同じ」身内か仲間だけ。

周囲への同調、これが現代を支配している悪しき習慣、ひいて、貧困を生み出している大きな原因の一つです。

本人が自ら考えず、周囲が始めたから自分も始めたり、周囲が行きたがるところへいってみたり、周囲が求めるものを欲してみたり。

ただし、この世は全て自己責任、だから、私がいくらこんなところで何かを叫んだところでたいして何も変わらないのは、分かっています。

だけど、みんな悪い意味で空気を読み過ぎています。

真っすぐ筋を通していれば、誰に文句を言われる筋合いもないし、また、それら文句は何ら力を持ちえない。

決められたルールの中で限界までやるのは、誰にも止められないわけです。

だけど、思ったことを言わない、自分で感じたことを行動に移せない。

それじゃあ、貧困に陥ります。

世の中には、善良な顔した搾取の人間や仕組みが蔓延しています。

私は、善良な顔があまりできず、思ったことは基本全て言わないと、気分が悪くなるタイプです。

だから、下品なことから、感情を逆撫ですることまで、平気でやってきた。

だけど、善良な顔した悪魔に私が搾取されることはなかったし、結果的に、思ったことを言って、やりたいことをやって、それで良かったと思っているし、これが正解だったと確信しています。

ここから先は各自がそれぞれの人生において考えるべきことですが、一刻も早く立ち上がり、10年という単位で臥薪嘗胆して、自分に力を付けるべきです。

その努力は、将来、何百倍となって帰ってきます。

私は今10年前の努力を回収したところです。

また、私は皆さんに私の価値観を押し付けようなどとは思っていません。

どうやって生きていくのか、その中身を決めていくのは各自に決まっています。

ただ、とにかく言いたいのは、みんな悪い意味で空気読みすぎですよ。もっと思いっきりやった方が良い。じゃないと人生がもったいないです。

それから、勤めるも地獄、独立するも地獄なんです。

どうせ地獄なら、好き勝手やった地獄の方がマシだということです。

そして、自分に力を付けること、そのことへの労力であれば、どれだけ辛くてもやりきるべきです。

なぜなら、最後に得するのはあなただからです。

あなた自身のためにあなたが苦労するのは、良いことではないですか?

私は自分自身のために苦労するのは良いこだと思ってやってきました。

そして、これからも私は誰の傘下に置かれることもなく、誰に遠慮することもなく、与沢節で自分の人生を自分で信じたように、死ぬその時まで、ぶち抜きます。

与沢 翼

私が2017年に、話していく世界観は全てグローバルトレーダーズスクールファイナルで学習したことを前提としていきます。
もしあなたがこの先へ進むことが必要だと思うならば、一度学習して、知恵のレベルを合わせておいて下さい。損はない投資になるはずです。

 → http://global-traders-school.biz/

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