思うこと

外貨を稼ぐ

日本では、アベノミクスの金融緩和に伴い、円安と株高が連動して進んできました。

そのため、株が上がって欲しいから、と円安を多くの人が望むという不思議な構造が出来上がったわけですが、

冷静に考えると、これはとんでもない話です。
金融緩和で市中に資金を余計に供給すると円の価値は希薄化し、円安になる。

円安になると、輸出企業は獲得した売上の外貨を円に換金する時に、円高の時よりも、円がたくさんもらえる。

そのため、利益が増える方向に向く。

よって輸出企業には追い風となる。
ここまでの流れは良いですが、問題は、円安にさらされた一般国民です。

ただでさえ、諸外国は経済成長を続け、年々物価が上がっているというのに、

円安になってしまったら、海外旅行をしたり、海外で買い物をしたり、

海外移住したり、海外へ投資したりすることが著しく難しくなるわけです。
円安万歳と思えるのは、海外へ行かない、海外に用はないと思っている人達です。

しかし、海外からお金を稼ぎ日本に移転させないことが、

今日の経済成長率の低迷につながっていると思う私としては、

円安は日本人が外に打って出る機会や意欲を益々そいでいると思うわけです。
今は短期的に急激な円高に触れていますから、多くの人は上がったり下がったりだなと思っているはずですが、

昨年の水準では、75円から125円まで円安は一時66%程度も進行しました。
つまりこれは海外に進出するためのコストがわずか2年程度で1.66倍になったということです。

海外通貨はドルだけではありませんが、ほとんどのクロス円は$円と同じ規模で円安になっていきました。

つまり、日本人から見た世界のコストが、一瞬で暴騰したわけです。
今、急激な円高に見舞われていますが、75円から現在の約103円で比べても、いまだ1.37倍です。

ドル円が暴落しても、いまだにコスト高です。
円安を志向せずとも、国家が破たんする時は、未曾有の円安になります。
イギリスが離脱しポンド安、ユーロ安となったように、不安を抱かれる通貨は、安くなるわけです。
日本はただでさえ危ないのに、これまでは安全通貨として円高であったことそのものに感謝すべきでした。

金融緩和が必要だったかというと、実際は不要で、そうではなくて、

高収益を生む企業を創業できる人材の教育と環境面での支援、そして、税率を下げて、

アイディアを第一に大切にして、世界から注目を集めるレジャーやイベント、都市作りに集中し、

世界から資本が日本へ向かうようすべきだったと思います。
何が日本の本質的な失速なのかって言うと、それは大企業の失速がイコール日本の失速になっていると思うわけです。

中小企業とかって国家レベルの景気にはあまり関係ないんですよ。

中小が良いか悪いかは大企業次第。
現に、日本の大企業が失速してから日本のGDPが伸び悩みました。

それぐらい私たちは、大企業から恩恵を受けてきたわけです。

中小企業は、大企業の社員さんたちをお客さんにしてきたようなものですよね。

大企業が悪くなると、その社員さんの使いっぷりが悪くなり、結果中小も悪くなる。

大企業からの発注も少なくなる。

大企業に勤めていない人や中小も、実は大企業の景気に連動している。

だから国家経済の礎は大企業であり、そこが悪くなると、中小も悪くなります。
日本が経済的に世界トップクラスになったのは、SONYとかHONDAとかシャープとか

東芝とかパナソニックとかトヨタとかがあったからだと思います。

戦後ベンチャーの人達が一発大山を当てて世界中から外貨を稼いでくれたから、日本全体が良かった。

それぐらい大企業のインパクトは大きいわけです。
そう考えると、ここ数十年で、次の大企業を育てる教育がなされてきたかというと、それはまずないと思います。

私たち世代以下、豊かに生まれ、寝ぼけて育っています。

だから、次のSONYとかを生めるわけがない。
実際日本政府がやるべきことは、金融緩和というテクニックじゃなくて、

シンプルに次世代のSONYを生むための活動が全てだったわけです。

例えば、日本にグーグルとかフェイスブックような企業があれば、

その税収や雇用だけでも、だいぶ違うはずです。

なぜ米国が一人勝ちかというと、一人勝ちしている大企業がしっかり生まれているからです。
日本の高度成長期は、そういう会社がたくさん生まれた。だから、日本はトップクラスに立った。

しかし、今は生まれていないし、これからも生まれる兆しはない。

なぜなら、その準備をしてきていないから。

もちろんベンチャーは勝手に育つものですが、勝手に育つにしても、そもそもそれを担える教育や語学力など含め、前提となるインフラってのはあると思います。

国民性や文化、価値観もインフラだと思います。そういうのが育つ土壌を作ってきていないわけです。

だから、今後失墜を免れない。単純に大企業が生まれれば、日本は一段と伸び、そうでなければ、失墜する。

シンプルな話です。
金融緩和をして市中にお金を流し、自らの通貨安を招くということに経済政策の主眼を置いてきてしまっている。

実際アベノミクスには構造改革も掲げられていますが、

何も変化していないはずです。

特に新産業創造、そのためには、日本人の教育を徹底的に突き詰めないと、

今の大企業がもっと失速した時、本当に破綻すると思います。

財閥系企業とかは今も国内外問わず果敢に攻めている優秀な社長率いるところもありますが、

こういうのは数がまとまらないと国という単位を支えることはできないわけです。

数社頑張っても、国レベルではあまり変わらないんです。
世界から外貨をたくさん稼ぎ日本に送金できるレベルの新創業会社がたくさん大企業になっていかないと、

新陳代謝の必然からも、また世界にそういう新会社が生まれる競合関係からも、

相対的に今を維持しても、結局代替産業や競合が出てくる分、日本企業が取れる

マーケットが年々減っていくと思います。
一方で国内の生産労働人口は減り続け、高齢者を支えるための負担は逆に増していくわけですから、

今の日本の大企業の利益が減り、各世帯は給与が伸びずに負担だけが増えて、

消費意欲は減退し、貯蓄性向がますます高まる。

大企業の利益が減ると、世界と戦う場合の資本力でも現大企業は、負けていく。

そうなると今の規模の日本を支えられなくなると思います。
キーとなっているのは大企業なのですが、新しい大企業がたくさん生まれてこないと、時間の問題だと思うわけです。

昨日書きましたが、過去に大きくしたものを将来下がる収入で支えられなくなることを破綻と言います。

日本は過去に大きくしたものがたくさんあります。人口も負債も大きくしてきた。

突破する方法は、さらに成長し続けてカバーするしかないのですが、

今頼りの大企業が、シャープや東芝のように今後、続々と失墜していった場合、

日本はもはや過去に作った大きなものを支えることができなくなるはずなんです。
すると、望まなくても円安になります。

経済が弱い国の通貨は、長期的には必ず売られます。

これまで日本は変動相場制に移行してから一貫して、

安全資産とされ円高を維持してきたのはとてもすごいことです。

だから、今のうちになんとかした方が良いわけです。
日本人にとっては、円安となれば、二度と海外には出れなくなります。

移住もできないし、進出もできません。

円高の時しかチャンスがないのに、誰も焦っていません。

いつか数十年単位の円安トレンドに転換されるかもしれないわけです。

むしろその可能性の方が高いです。

元々1ドルは360円でスタートしています。

この水準にならないとは誰にも言い切れません。
日本が前途有望であり続けない限り長期的円高は不可能であるため、

今の延長では、いずれ未曾有の円安時代が来ます。
そして、それは金融緩和によってもたらされるのではなく、

通貨リスクを認識された円売りという事態によって、もたらされるのでしょう。

日本人は外貨を稼ぎに出るなら今しかありません。

円高のうちに海外の資本金と換金しておかないと、将来は高くなりすぎるからです。
また、外貨を稼ぐビジネスというのを日本国内からであっても真剣に考えるべきです。

円だけを稼ぐということが、いかにリスクであるかを真剣に考えるべきです。

また、国造りに関与する人は、次世代のSONYが生まれて来ないことが日本経済の唯一の問題

であるとさえ強く認識すべきです。

自分ができもしないことを私がえらそうに言いたくもありませんが、

国政に関与する人が、新産業創造にフォーカスしないと、ダメなことは事実だと思います。
今のままだと長期的に必然の円安によって、日本人は日本に閉じ込められる可能性が高いです。

その時には世界には新しい大企業がたくさん生まれていて、その国が戦後の日本のようになっており、

日本人はどこにいっても、通貨が安くて生活できない、国内封鎖なんてこともありえなくはないんですよ。

与沢

 

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