思うこと

世界の金利を見て思うこと

こんばんは、与沢です。
 
世界経済はきっとこの後リセッション(景気後退期)に入ると思います。
 
根拠なくお話しているわけではありません。
 
リーマンショックで日本も壊滅的な経済ダメージを受けたように、
 
経済は事実上米国を先頭として回っているのですが、
 
その米国で2つの点で異変が起きています。
 
一つが、景気転換を警告するとされる
 
ISM製造業景況指数が下落基調になっている点
 
こちらは50を割ると不況転換を示唆するのですが、
 
11月から2月までの4か月間この数値が50を切りました。
 
3月は50をやや超えましたが、ラインチャートで見ると、50台後半から下落してきています。
 
次に、アメリカの長期金利である10年国債、30年国債が続落し、
 
一方で昨年12月の利上げによって、政策金利が0.5%、
 
長期金利が1.7%に対し、短期金利が0.5%となり、長短金利差が
 
縮まっています。
 
長期金利というのは、上昇すれば今後の景気への先行きが好転していくと考えられるもので、
 
ほぼ短期金利よりも先行しています。
 
確かに底打ち感はありますが、上昇に転じない大底圏のため米国も政策金利を上げられないわけです。
 
今後米国が追加利上げを敢行した後に、ISM製造業景況指数や雇用統計が改善していかない場合、
 
長短金利差がマイナスになる可能性も残っており、
 
するとマイナスになってからおよそ1年程度で債券市場、株式市場、商品市場に暴落が起きる
 
というのがこれまでの公式です。
 
当然現時点では世界経済は好調の範疇ですが、
 
異変が生じてきているのは定かです。
 
2020年までは日本の景気は良いであろうというのが、通説でしたが、
 
私が思うに2020年まで持たないはずです。
 
また、昨日終値ベースの東証の時価総額は490兆円ですが、
 
2015年のGDPは4.17兆ドル、現在レートに換算して、453兆です。
 
ここで重要なのは、世界一の投資家であるウォーレンバフェットが考案した
 
バフェット指数に照らし考えると、GDPと株式市場の成長は調和するはずですが、
 
既に453兆しかないGDPに対して東証マーケットは490兆円まで膨れています。
 
日経平均20800円を付けたときは時価総額610兆という最高記録を付けて
 
そこから暴落をしていきました。
 
既に調整を終えたと見ることもできますが、
 
まだ40兆円も買われ過ぎだと判断することもできます。
 
さらにマイナス金利導入によって伸びるはずの企業への融資が伸びるどころか停滞しているそうです。
 
お金が安く借りられても企業がお金を借りないという状態、
 
つまり今の日本は積極的な設備投資に乗り出す準備が整っていないわけです。
 
それに比して、不安材料が大きすぎます。
 
復調にあった中国株式市場が再び大きく下落を始めています。
 
世界的に良い材料として言えば原油価格が大底をついて、
 
反転1バレル29ドルから47ドルへと回復を見せ始めた点のみです。
 
一方安全資産とされるゴールドが高騰してきており、
 
これまた安全資産とされる日本国債先物の価格は、マイナス金利導入決定の1月29日以降、
 
ウナギ上りで上昇を示しています。
 
これはつまり、マネーがリスクの高い株式市場から金や債券などの安全性の高い対象へ移動していることを意味しています。
 
これは明らかな変化であり異変です。
 
昨年から同じことを繰り返し言っていますが、
 
カウントダウンは始まっていると思います。
 
その時期は私にもわかりませんが、
 
次の節目として大切なことは、6月にイギリスがEUから離脱するかどうかの国民投票があります。
 
そして秋には次期米国大統領が決まります。
 
それらがどう影響するか次第とも言えますが、
 
確実な好調はもってあと1年ぐらいが妥当である気がします。
 
後は世界で何かが起きれば着火となってしまいます。
 
多くの人にとって金利の話や日本を含む世界経済のことは、正直どうでも良いことだと思います。
 
現に当時の若者たちはリーマンショックで何も辛くなかったと答えるほどです。
 
しかし経済的成功を納めようと思えば経済を無視して逆行しても成果が出ないだけでなく損失を出します。
 
一方経済をより深く考えている者にとっては不況は最強の儲けの機会なので、
 
私は、来るべきその日のために準備をします。
 
以前スパの取材で申し上げたのですが、今世界のお金は一つにつながっています。
 
そのため、世界で先行して動く変化を見ていないと投資では勝てないはずです。
 
ですが、私のこの意見はあまり反響を呼んでおらず、東証の個別単体で見ているような人が
 
とても多いと感じます。かろうじて日経は見ても、$円を見る人すら減ってしまいます。
 
まして世界を凝視している個人トレーダーは著しく少ないのが現状です。
 
このような話を公開で書くメリットや意味はあるのか不明ですし、
 
求められている気もしませんので、そろそろ辞めるつもりですが、
 
私は海外に来て思いました。
 
経済というのはとても偉大で、それを知らないでビジネスをやってきたことが非常に恐ろしいことだったのだな
 
ということです。
 
多くの場合、楽しそうな投稿や綺麗な写真、面白い動画などが評価されると思いますが、
 
一人一人真剣に向き合って考えていかなければ、その総体としての国は衰退するばかりだと思います。
 
与沢

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